伊集院の風景・四季


田の神様(たのかんさあ) 石仏(下谷口) 仁王像(猪鹿倉) 諸正岳・矢筈岳
神之川・太田発電所 日枝神社・釈迦堂 赤レンガ倉庫
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田の神様(たのかんさあ)/font>

田の神様(たのかんさあ)の石像は、鹿児島の水田地帯ではよく見られるが、近年
の都市開発や圃場整備によって、だんだん忘れられた存在になっている。
昔から田の神様は五穀豊穰を願う農耕神として、また、子孫繁栄の願う神として、
大事に祭られてきた。土に埋もれ、柔らかい砂岩でできた石像は、少しづつ風化して
ゆくのは、寂しいかぎりです。

 



伊集院町下谷口(下方限公民館横、JR変電設備線路反対側)




門松(としたか、まゆみ)様より、送っていただいた田の神様(たのかんさあ)写真を掲載します。

 

太田中(創価学会会館近く)

     

寺脇(楠牟礼神社近く)



野田(朝日トンネル近く)



徳重(徳重神社入り口の反対側、駐車場の裏側の大木の下)



郡(役場の裏神の川の上流の田圃の中)

     

麦生田(中田集落の神の川の近く)



中川(中川春日神社内)

---  Photo by KADOMATSU ---

石仏(下谷口)

この石仏は旧吉利街道が下谷口川と交差する橋近くの民家の入口にある
川の中に埋もれていたものをここに安置したらしい。
明治の廃仏毀釈によって捨てられたのではないだろうか。




仁王像(猪鹿倉)

区画整理された猪鹿倉の一角で長松川沿いに荘厳寺跡があり、その入口に
仁王像は立っている。明治の廃仏毀釈によって寺は取り壊されて、墓地として木々が、
生い茂っている。その中に五輪塔・供養塔などが散在し往時の面影を残している。

 






諸正・矢筈



飯牟礼地区は伊集院の南側に位置し、南に諸正岳、西に矢筈岳があり、平坦で
広い台地を形成している。美味しいお茶の栽培が盛んである。



  

 諸正岳                          矢筈岳



神之川・太田発電所



神之川と下谷口川の合流点

神之川は伊集院市街地の中央を蛇行しながら流れ、伊集院町の農業用水・
生活用水として大事な水源となっています。季節によって鮒やハヤがよく
釣れる。伊集院町大田より、日吉町、東市来町の境を経て、東シナ海へ
と流れてゆく。大田には、神之川より取水し発電する異国情緒を思わ
せる石造りの歴史の古い大田水力発電所がある。


 

太田発電所は、明治41年の完成の石造りの発電所(旧島津発電所)、
建物の妻部には島津の家紋「丸に十文字」が施されている。
発電出力は550kW、水車形式は横軸フランシス水車が使われている。



日枝神社・釈迦堂

伊集院町徳重にあり、ひっそりとその歴史を刻んでいる。釈迦堂には、
座像のお釈迦様が安置され、釈迦堂の近くには石塔が並べられている。



  




赤レンガ倉庫

下谷口の小さなJR踏切り近くの牧場跡地に赤レンガの
倉庫がある。
伊集院駅から鹿児島方面へ大きくカーブしている場所で
列車からも眺めることができる。
町内でのレンガの建物は珍しい。







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ページ作成者: 南竹 力
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