展示資料(2013年1月) |
10年ぶりに笠沙恵比須館を訪ねる。建物もリニューアルされ、展示内容も以前より少し変わっていた。笠沙町野間池の森家に伝わる恵比須様2体が期間限定で展示されていた。これらの恵比須様は十二代沈寿官の製作した白薩摩焼である。
(平成25年1月26日撮影)
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笠沙では牛深(ウシブカ)型和船が多く使われたようである。
牛深型は串木野の薩摩型よりミヨシの幅が狭く、横に傾斜しているように見える。また、帆に下帆桁(ブーム)が無い。
展示記録によると、
「イトヨリの一本釣り、サワラ釣りに最適で、昭和になってから南薩一帯で流行した。笠沙では、片浦、仁王崎で使用され、小型で使い勝手が良かったため、近年まで使用された。
笠沙の船大工は薩摩型よりもこの牛深型を数多く造船したと言われている」
模型製作・所蔵 船大工 吉行 昭(よけ あきら)氏
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笠沙恵比須館に展示されている「木花丸」板図(船図)
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自船の位置を知るのに現在では海事衛星や近海では、GPSを主に使う。少し前までは電波灯台といわれるロラン局、デッカ局、オメガ局から発信される電波で、船の位置を計測していた。(電波航法)
ロランAは笠沙町野間池に設置されていたが、ロランAチェーンの縮小に伴いより廃止された。 |
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